脱サラ病の処方箋

会社を辞めたい・・・・転職か脱サラか・・・どちらもおすすめしない理由

こんにちは。JUNです。

仕事を辞めたいと思ったことはありますか?

少なくても『何も不安はない。日々楽しく最高に満足してる』って人はあまりいないのではないでしょうか。

僕自身、僕の周りの仲間たちもそうですがこのような悩みや葛藤を抱えています。

「ここ1年同じことの繰り返し。自分が成長できていない気がして、このままだと将来が不安すぎる。」「仲間が出世していくのに自分は評価されない。頑張っているのに無駄なきがする。」「任されてる仕事が誰かの役に立っているか分からない。これ意味ある仕事なの?」「毎年の昇給わずか3000円。こんなんで仕事する気になれるか!」「上司の指示が意味不明。もっとわかりやすく伝えてくれ・・・」

まあ、サラリーマンやっていくうえでは多少の我慢は必要だという意見はごもっともだと理解しつつ、「もうやってられねぇ!」って爆発する限界はありますよね?(それでもまた翌日には普通に出勤していたりするのが悲しい性なのですが・・・)

そういう葛藤を何年も繰り返してくると当然限界があるので、転職したいとか、脱サラしたいという気持ちが芽生えてくるわけです。

 

そこで、今回の記事では転職と脱サラのどちらがおすすめなのか!?をお伝えする・・・・わけではないです。

  • 今回の記事を読むことで・・・・

サラリーマンを辞めたいと思ったときに取るべき行動は転職でも脱サラでもなく、もっと問題解決に有効な答えが見つかる。

転職してもそこまで今と変わらない

180度業界が変わるとか、ヘッドハンティングされるとかは別として、労働環境や収入面が悩みでの転職は意外とこれまでと変わらない結果に終わることが多いです。

  • 労働環境(上司や仲間、クライアントの関係性など)について

これに関しては、正直、転職してみなければ分からないですよね。面接時点でヒアリングするとしても限界があるし、配属される部署によっても異なります。働いている人しか分からない問題がほとんどですから、当然働いてみないとわからないということになります。

つまり、労働環境の改善を転職で叶えることは運頼みということになります。今の環境から逃れることはできても転職先で違う悩みを抱えることになるかもしれません。

  • 収入面について

まず、あなたの収入はその会社の全社員の平均とほぼ同じだということを覚えておいてください。(役員クラス以上ならそこから多少は上になりますが)これはヒラであろうがリーダーであろうがあまり関係なく、だいたい±50万円ぐらいの範囲に収まることが多いです。

そしてその点から言うと、同じ業界、同じ規模の企業へ転職したってほぼ収入は変わらないはずです。良くて上がって月収で5万円ほどではないでしょうか。月収で10万円も変わったらよほど運がいいか、転職媒体上だけの誇大広告かのどちらかです。また、月収が良い分、労働環境、拘束時間、昇給制度、福利厚生などどこかに穴があることがほとんどです。

 

まとめると、転職では今の悩みを改善できるかは運もあるし、そもそも大きな変化を得ることができない可能性が高いことが言えると思います。

無計画の脱サラは一番危険!

  • 会社に雇われずに自由で稼げ系、仕組みを作って不労所得で稼ぐ系に注意

脱サラ起業にあこがれている人が多い昨今ですが、この流れって一昔前に自由を煽る情報発信で稼ぐ系のコンテンツを販売することが流行ったからです。

特にここ2年ほど前からは、「これからは個人で働く時代です!」とか、「脱サラして起業して自由な働き方を手に入れましょう!」とかのセールストークで煽る情報発信者が多くなっています。(最近は実力が伴わない、先駆者のまねをしてるだけの情報発信者が増えてきたのでいよいよ末期かなという感じがしますが。)

しかし実際は、

『サラリーマンが大変で、ネット起業は自由になれる、簡単に稼げるんだったらそっちへ逃げよう』という感覚では間違いなく失敗します。

『これからはネットで簡単にかせげるんだ!⇒よし脱サラしよう!』という被害者が続出しているので本当に気を付けてくださいね。

ネット上にメディアを構築して自動で収入を上げる仕組を作ることは確かに可能なのですが、そこにいたるまでにはそれなりの学習時間とコツコツと作業する時間が必要になりますし、途中では小さな失敗も多いです。『初心者でも1か月で月収100万円の仕組みができました』なんてうまい話はまずあり得ません。

ブログ、メルマガ、セールスレター、ランディングページなどのコンテンツ作成や、商品開発、リサーチなど準備も含めた作業量はかなり多く、また最初は一つ一つの作成方法を学習しながらです。ゼロから始めた初心者であれば、まともに収益がでるようになるまでは最低6か月は見込んでください。

意気揚々と脱サラしたはいいものの、

全然楽じゃないじゃないか・・・おもったより稼げない・・・

となり、サラリーマンに逆戻りって結末だけは避けたいですね。

おすすめはサラリーマンと起業のハイブリット戦略

ここまで、ネット簡単に稼げるからと言っていきなり脱サラすることはおすすめしないことを話ししてきました。

ですが、確かにインターネットを活用したビジネスは高い可能性を秘めており、僕自身もそれは実感しているので起業がダメということではないです。

問題は稼げるようになるまでに時間がかかることと、やはり向き不向きはあるということです。

なので、おすすめは、

サラリーマンを続けながら当面の安定収入を得ながら起業の勉強をし、ネット上にコツコツ稼げる仕組みを作っていく、サラリーマン+起業=週末起業のスタイルです。

これこそ、“いいとこどり”の戦略ですよね。

別に脱サラを焦る必要なんてないんです。(勤めてる会社が精神を病むようなよほどのブラックだったら別です)

ネットを活用するビジネスは大きく収入を伸ばせる可能性がある反面、30万円を安定して稼ぐまでには労力と時間を要しますので、そこを突破できるまではサラリーマンと両立すべきと僕は思います。

精神的にも楽ですよね。

ネットビジネスでなかなか収入がでなかったり、作業に詰まって挫折しかけてもサラリーマンで収入を得ていれば問題ありません。

重要なことは、辞めずにコツコツ作業を続けるために、その間の生活を支える収入を確保することですので。

まずは、サラリーマンをしながらでも起業してネットで稼ぐスキルを身に着けてください。それができるようになるまで脱サラしないことを強くお勧めします。

そして、仕組みが出来上がったころにはネットビジネスに必要なスキル、ノウハウがたまっているはずですのでそこから脱サラを考えればいいです。

 

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